パリの食イベントと言って、フランス人の頭にピント来るのは
サロン・ド・ラグリキュルチュール(salon de l'agriculture)という
農業博です。年に一回行われて、なんと60万人以上の来場客が訪れる巨大なイベント!開会日には一日もかけてブースからブースへ回っているフランスの大統領の映像が毎年メディアに取り上げられているほどです。
パリの近くに住んでいたのに行ったことなかった私は、今年初めて
行ってきました。
最初の印象は・・・広い!
自慢の牛、豚、馬、羊などを紹介する畜産業者はもちろん、お子様連れの家族に大人気ですが、一番お客さんが集まる場所はなんと三つのエキジビションホールに広がっている地方の名物食品フェアー!
ホールの中に椅子やテーブルを並べて、一時的なレストランを開いたり、屋台に自慢のワイン、チーズ、ハム、ケーキなどを揃えたりしている出展者たち。ブースとブースの間の通路を歩いてみれば、買う
食品はもちろん、試食もあちこちあって、どこを見たらいいか
分からなくなっちゃう私・・・
生ハム差し出され、それを食べながらもうちょっと進んだら、
クッキーを、その次チーズを!生ハム、クッキーとチーズが混ざってしまった味が口に広がる。焦らないでゆっくり行きましょうね。
食べ物が好きな人なら、サロン・ド・ラグリキュルチュールは天国だと言う人がいます。皆さんも、機会があれば、是非行ってみて
ください!フランス各地方の他に、世界の食品を紹介するホールも
あるので、パリから出ないで試食で世界一周を!
【情報】
Salon de l'Agriculture(英語サイト)
毎年、2月の下旬・3月の上旬の10日間ぐらい
9時から19時まで
入場料 大人13€ 小人(13歳未満)・学生 6€
上記は2016年現在の情報になります。
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