2013年11月21日木曜日

フランスのスーパー(寿司コーナー) ル・クレール

日本食品店の紹介をする前にフランスのスーパーにおける寿司コーナーをご紹介します。
写真は大型チェーンのルクレールの寿司コーナー。
写真を撮影した時間帯は夜の8時ほどでしたが、フランスには日本のように時間による売り切りの為の割引サービスが無いのが残念なこと。残ったお弁当などはそのまま廃棄されます(涙

朝つくられた商品も昼過ぎに作られた商品も弊店間際で値段差がありませんので良く見ることが必要です。
フランスでは寿司と言えば鮭がメイン。
次いでマグロ、やカルフォルニア巻き。
この3種以外無いといっても過言ではないほど。
他にも種類がありますがあまり食べられていないのが現状。

鮭とマグロセット寿司

値段を撮影しわすれましたが8~9ユーロ程だったので1100円~1200円程度

鮭丼1500円
海鮮丼(マグロ&鮭)1600円
野菜炒飯風タイ米炒め750円
焼きそば(野菜)750円
焼きそば(えび)950円
焼鳥(4本)+手まり握り1個 800円
から揚げ5個 +手まり握り1個 650円
一緒に並んでしまう揚げ春巻き(5個) 800円
ゴマかけご飯は価格未確認です。

比較的高めではありますがレストランで食べることを考えたら随分安いし良いのでしょう。
どうしても日本の美味しい惣菜屋の思い出がチラついて手を出せない筆者です・・・。
※表示の価格は現在のレートで計算してるので高く感じます。

次回はいよいよ日本食材専門店に潜入!
お楽しみに!

2013年11月12日火曜日

フランスのスーパー

近年、フランスのスーパーでは日本人が日常的に使用する食材が、購入できる機会が増えつつあります。しかしそれは残念ながら日本食による影響とい うわけではなく、むしろフランスに住むアジア人の影響だと考えられます。
例えば買える食材(野菜)については、白菜、キャベツ、かぼちゃ、大根、生姜、里芋、もやし、椎茸、柿、梨、などがあります。(ちなみにフランス では椎茸はSHIITAKE、柿はKAKI、梨はNASIHで売られています。)
しかしこれらはパリ市内に点在するスーパーに必ずあるわけではありません。アジア食材がフランス食文化に浸透し初めつつありますが、まだ需要があ るわけではなく、一部のアジア人層の為に入荷されていると言っても過言ではありません。
ところが、寿司に限ってはフランス人の食文化にすっかり浸透したといっても過言ではありません。スーパーのアジアコーナーに置かれている食品は、 大手、キッコーマン・ヤマサの醤油類、日清食品のカップラーメン、S&Bのわさび製品が主流です。以上挙げた4社についてはかなり見かけ る率が高いように感じます。その他日本企業の製品もありますが、あまり見かける機会が少なくフランスではメジャーではありません。

紅しょうが400円・わさび350円・焼き鳥キット550円 程












フランスにおいて主流のアジア食品企業として「楽」Tanoshi が挙げられます。
こちらのメーカーでは寿司、焼鳥は勿論、インスタント味噌汁・麺類等、豆腐、調味料、おかき等おつまみ類等幅広く販売。置かれている店舗もかなり 多い印象です。個人的見解では、日本企業、もっとがんばれ! と言いたい所ですがそんなに簡単なことではないので徐々に増えていってくれたらと願うばかりです。

右下の空いてる箇所はヤマサ醤油の販売フェースでしたが丁度その時は売り切れていました。

野菜売り場に積まれた白菜、仏では中国キャベツと呼ばれる。
1玉300円程度


大きめのスーパーで見かけた巻き寿司用巻きす。
一般家庭に巻き寿司を提唱するほど仏文化への広がりを見せる。
350円程


そんな中、日本からの輸入品を販売している日本の商店はどうなっているのか。
については、次回をお楽しみに。


(撮影場所/ルクレール)

2013年11月4日月曜日

食に関する在仏日本人ネットワーク





10月28日に、JETRO 主催で「食に関する在仏日本人ネットワーク」が催されました。
フランスの食に関する仕事をされている方、約100名が来場。
フランスでのレストラン開業の仕方についての講演が行われたり和食店オーナー、仏レストランオーナー、ソムリエ、菓子店オーナーなど実際にパリで経営されている方々がパネラーとして「フランス食業界における日本人と日本の食」についてデイスカッションを行われました。

このような催しは、こちらでは初めて行われたのではないかと思います。
日本食の欧州への浸透の一つの現れでしょうね。

私どもも、このような活動の一端を担えればと考えております。