2013年11月12日火曜日

フランスのスーパー

近年、フランスのスーパーでは日本人が日常的に使用する食材が、購入できる機会が増えつつあります。しかしそれは残念ながら日本食による影響とい うわけではなく、むしろフランスに住むアジア人の影響だと考えられます。
例えば買える食材(野菜)については、白菜、キャベツ、かぼちゃ、大根、生姜、里芋、もやし、椎茸、柿、梨、などがあります。(ちなみにフランス では椎茸はSHIITAKE、柿はKAKI、梨はNASIHで売られています。)
しかしこれらはパリ市内に点在するスーパーに必ずあるわけではありません。アジア食材がフランス食文化に浸透し初めつつありますが、まだ需要があ るわけではなく、一部のアジア人層の為に入荷されていると言っても過言ではありません。
ところが、寿司に限ってはフランス人の食文化にすっかり浸透したといっても過言ではありません。スーパーのアジアコーナーに置かれている食品は、 大手、キッコーマン・ヤマサの醤油類、日清食品のカップラーメン、S&Bのわさび製品が主流です。以上挙げた4社についてはかなり見かけ る率が高いように感じます。その他日本企業の製品もありますが、あまり見かける機会が少なくフランスではメジャーではありません。

紅しょうが400円・わさび350円・焼き鳥キット550円 程












フランスにおいて主流のアジア食品企業として「楽」Tanoshi が挙げられます。
こちらのメーカーでは寿司、焼鳥は勿論、インスタント味噌汁・麺類等、豆腐、調味料、おかき等おつまみ類等幅広く販売。置かれている店舗もかなり 多い印象です。個人的見解では、日本企業、もっとがんばれ! と言いたい所ですがそんなに簡単なことではないので徐々に増えていってくれたらと願うばかりです。

右下の空いてる箇所はヤマサ醤油の販売フェースでしたが丁度その時は売り切れていました。

野菜売り場に積まれた白菜、仏では中国キャベツと呼ばれる。
1玉300円程度


大きめのスーパーで見かけた巻き寿司用巻きす。
一般家庭に巻き寿司を提唱するほど仏文化への広がりを見せる。
350円程


そんな中、日本からの輸入品を販売している日本の商店はどうなっているのか。
については、次回をお楽しみに。


(撮影場所/ルクレール)

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